「Webサイトが特定の国からの不正アクセスで重くなっている」
「SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)のような攻撃が心配⋯⋯」
Web公開しているシステムにとって、悪意のある攻撃は常に隣り合わせのリスクです。セキュリティグループだけでは防げない「アプリケーション層(レイヤー7)」の攻撃を食い止めるのが、AWS WAF(Web Application Firewall))です。
私は模擬試験で「特定のIPアドレスをブロックしつつ、Web脆弱性への対策を最小の運用負荷で行うには?」という問いに出会い、正解がAWS WAFの「マネージドルール」であることを知りました。
セキュリティグループと何が違うの?
ここが試験のひっかけポイントです。「どっちも守るツールでしょ?」と思われがちですが、守る「深さ」が違います。
- セキュリティグループ
「どのIPアドレスの、どのポート(80番や443番など)を通していいか」という、入口の門番です。中身(通信内容)までは見ません。 - AWS WAF
「通信の中身に、DBを壊すような変な命令(SQL)が含まれていないか?」という、荷物検査を行います。
つまり、セキュリティグループを通り抜けてきた「一見普通の通信」に紛れ込んだ毒を見つけ出すのがWAFの仕事です。
運用が楽になる「マネージドルール」の魔法
「攻撃の手口を全て把握して、自分でルールを書くなんて無理!」と思いますよね。そこで役立つのがマネージドルールです。
- AWSや専門ベンダーが作成
最新の脅威(OWASP Top10など)に対応したルールが最初から用意されています。 - ポチッと選ぶだけ
「SQLインジェクション対策」「共通の脆弱性対策」といったルールセットを選ぶだけで、専門知識がなくても強力な防御体制が整います。
どこに設置する?WAFの「アタッチ先」
試験では「WAFをどこに置くか」も頻出です。WAFは以下のリソースと連携できます。
1. Application Load Balancer (ALB)
2. Amazon CloudFront
3. Amazon API Gateway
4. AWS AppSync
例えば、CloudFrontにアタッチすれば、世界中のエッジロケーションで攻撃を食い止めることができ、オリジンサーバーの負荷を劇的に下げられます。
試験で役立つ!キーワード判別法
セキュリティの問題で、以下の言葉があればAWS WAFが正解の鍵です!
- 「アプリケーション層(レイヤー7)の保護」
- 「SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング(XSS)対策」
- 「特定のIPアドレスや国からのアクセスをブロック」
- 「マネージドルールを利用して運用負荷を軽減」
今回の学び:攻略の格言
「ポートを開けるなら、中身も守れ!WAFのマネージドルールで、最新の攻撃をスマートにシャットアウト!」
あとがき:一歩ずつ、合格へ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Webセキュリティの世界はイタチごっこですが、AWS WAFのようなマネージドサービスを味方につけることで、私たちは本来集中すべき「価値あるアプリ開発」に時間を使えるようになります。
「守り」が固まってこそ、攻めのインフラ構築ができるというもの。これで安心してWebサイトを公開できますね。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!

